SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年12月)

「「学び力」を身につける」

柴崎 誠
「学び」という言葉を聞いて真っ先に浮かぶのはどんなことでしょうか?
どちらかというと学ぶことを敵に回してしまっている人が少なくないようです。
明治大学教授の斎藤孝さんは、「学び力」という概念を自分のものとしてとらえれば学びは自分の味方になると考え、一生に起死回生、一発逆転があるとすれば「学び力」を自分の力として実感できたときがその瞬間だと思っているそうです。
斎藤さんが「学び力」を身につけるために必要なこととして「いつもコメントを考えメモする」を上げていました。
アウトプットを意識しなければ身につかないのだそうです。
また、頭の中だけで考えるのでは弱いので、手帳などに今日の出来事についてコメントしていくのも良いということでした。
このように日常生活の中からちょっとした工夫をすることが自分に自信を作る「学び力」へ繋がっていくのではないでしょうか。
「つらい時こそ裏に逆転のチャンスが待っている!」

土肥 宏行
壁に直面した時、経験不足からその壁がものすごく高く見えたりします。
しかしよく見ると梯子がかかっている、扉がついている、近くによると実は高くなかったなど壁を越える方法がいくつもあるのです。
ちょっと見方を変えるだけで他の可能性が見つかるというのにそれができない。
「つらい」ということはそういう他の可能性をみつける視点を身につけるための訓練なのかもしれません。
その「つらい」経験は後で考えてみると、しんどかったという記憶よりも、このことに気づけばあんにしんどい思いをしなくて良かったのにという経験の方が多かったりします。
つらい時こそ他の可能性は?他のアイディアは?他の見方は?そういった自分への問いかけができるようになるとだいぶ変わるはずです。
「大事なことは、大事なことを、大事にすること」

吉野 ゆきえ
この言葉に対し、確かにそうじゃない?と思うかもしれません。
しかし多くの人はこの様に行動できずに後悔した経験を持っていると思います。
昔々、親元を離れ一人優雅な暮らしをしていた男のもとに、突然親が危篤との知らせが入り、慌てて帰るのですが途中雨に合うのです。
そこで雨宿りをしたのが偶然にも傘屋でしたが、傘を買うのももったいないのでやむまで待ちました。
やっと雨が上がり急いで帰ったが、親の死に目にあえなかったのです。
この男はもったいないという目先の生活を優先した結果、一生の後悔を抱えることになってしまいました。
極端な話だったかもしれませんが、現在生活をしている私たちは日々の生活に追われて大事なことを忘れがちになっていないでしょうか。
今は客観的に物事を見られているのかもしれませんが、いざという時どれだけ順序や次第を踏まえて行動出来るのかが大事だと思います。
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