SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年9月)

「聞く力のある人が成功する」

江原 智恵子
ある人がビジネスマンを相手に講演を行った後、全員にアンケートをとったところ、半分の人は「知っている内容ばかりだった」と答え、半分の人は「興味深い内容だった」と答えたそうです。
さらにアンケートに答えた人をよく分析してみると、普段から講演会に参加したり多くの本を読んでいる人の方が「興味深かった」と答え、あまり講演会などに参加しない人の方が「知っている内容だった」と答えたそうです。
好奇心のない人ほどそんなことは知っていると決めつける傾向があり、好奇心が旺盛な人ほど新しい情報を貪欲に吸収しようとするのだそうです。
私たちの仕事においてもお客様は何を求めているのかを感じる力が大切だと思いますが、まずは聞く力が重要になると思います。
人の話を聞くときには思い込みや先入観を捨てて、いつも新鮮な気持ちで聞くように心がけたいと思います。
「目の前にいる人を喜ばせよう。」

丹下 優子
あるセミナーの講師が、セミナー終了後に質疑の時間を設けたところ、「先生にとって一番大切な人は誰ですか?」という質問を受講者の女性から受けたそうです。
講師は「それはあなたです。」と、質問をした女性に答えました。
会場は、冗談を言っているのだと大笑いになったそうなのですが、その講師はこう話したそうです。
「私の講演を聴きにきてくれ、また皆の前で勇気を出して質問をしてくれたあなたに私は全力で答えたいと思うし、この瞬間、私にとって一番大切と思える人はあなたなのです。」
一時一時目の前にいる人に笑ってもらえるように努めることの積み重ねが、幸せにつながっていくのだなと、このお話を聞いて感じました。
「考えることは深く考えることである。」

柴崎 誠
「深く考える」というと、長時間一つのことをじっと考えるスタイルを思い浮かべますが、人は普段から深く考える習慣を身につけていると、瞬時に深く考えることができるそうです。
では、どうしたら思考にスピードがつくかというと、一つは広く、全体的に考えることなのだそうです。
個々の現象にとらわれず、物事の核心を大づかみするような思考です。
二つめは、深く細かい所まで考えることです。
広くとも、小さくともいずれも物事の「中心点」をつかむことが深く考えることの基本なのだそうです。
普段から考えるトレーニングを積み、深く考えることができれば、困難な状況を打破する能力を身につけたといえるのではないでしょうか。
「勉強はお金を貰ってするものである」

吉田 昇平
勉強をするというと普通思い浮かぶのは、参考書を買ったり、学校に行ったりを想像しますが、社会人にとって本当に有効な勉強法はそれらのお金を「払って」する勉強ではなく、お客様からお金を「貰って」する勉強なのです。
餃子の王将では現社長が就任した時に、工場で調理するスタイルをやめ、各店舗で調理をするよう決定しました。
その際問題になったのは、調理スタッフに0から調理する技術がなかったことだそうです。
普通ならここで取る対策は研修会を開くことなのでしょうが、餃子の王将ではそうしませんでした。
代わりに月に2回「~半額の日」を作ったのだそうです。
当然半額になった商品は集中的に売れるので、調理スタッフはその商品ばかり作ることになります。
お客様からお金を貰うというプレッシャーの中一日中その商品を集中的に作る経験は研修に参加して話を聞いて1,2回実践するという経験の何十倍も効果があると考えたのです。
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