SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年6月)
- 「考え上手になろう」
柴崎 誠- 考え上手といわれる人は柔軟な思考ができる人です。
この柔軟な思考をするために必要なものは知識や経験を生かすことだそうです。
これは、さまざまな状況に応じて、今まで蓄えてきた知識や経験を使い分け、それを踏み台にすることでさらに柔軟な思考へ飛躍していくことができるそうです。
また、はっきりした問題意識を持つことも必要なのだそうです。
ひとつの問題を対処する際に、その問題の本質をつかまえなければ、解決策は得られません。
はっきりとした問題意識をもつ能力が欠如していたら、いくら柔軟な思考とはいえ、まとまりのない思考の繰り返しで終わってしまいます。
この2つのことを意識することにより、問題が発生し行き詰まっても、すぐに新たなアイデアを出し、最善な解決方法を導くことが可能になるのではないでしょうか。
- 「関心があることを伝えよう」
丹下 優子- ある社長さんは、ひいきにしている業者さんがいくつかあるそうなのですが、その理由は次の2つだそうです。
①自分(自社)のことをよく知っていてくれるから、と
②いろいろ質問をしてくれるから。
社長の好みや会社の状況を覚えていてくれ、何度も同じことを言わなくてもさりげなくやっておいてくれることも多く、また社長の仕事や趣味について興味深く話をきいてくるのだそうです。
自分に関心を持ってもらったり、大切に扱ってくれていると感じたら、誰でもうれしいものです。
まずは相手に喜んでもらうことを考え、関心がある(大切に思っています)ということを感じてもらえればいいのかなと思います。
- 「良い人生とは喜怒哀楽のバランスが良い人生」
吉田 昇平- 人生うれしいことや楽しいことばかりだったら最高・・と思いがちですが、嫌な出来事や悲しい出来事を体験することで嬉しさや楽しさをそれと実感できるのです。
特に子供のころにこの4つをバランスよく経験したかしていなかったかはその子の人間形成に大きく影響するのだそうです。
なので嫌なことがあってもそれを避けてしまったり後回しにしてしまったりせずに、自分の人生をよりよくするための通過点なのだと思って逃げないようにしましょう。
- 「完璧ではなく、My Bestを目指そう」
佐藤 宇弘- 人の性格は10人10色と様々ですが、心理学上で一番心のストレスをため易いのが完璧に何事もこなす、完全主義だそうです。
心理学の中では自分に自身を持てない人が完全主義になり易いそうです。
完全主義は一見立派に見えますが、一度挫折をすると一気に崩れる弱さを兼ね備えているそうです。
完全主義の人は、人の良いところを見る・褒めることで他人を受け容れるようになり、その繰り返しで信頼関係を構築すると良く、信頼関係が出来ることで他人から認められている安心感から完璧ではなく、My Best(自分の出来る範囲で、他からの協力を得ながら常に自分のベストを尽くす)を目指すようになるそうです。
良好な人間関係を築き人生を楽しく過ごしましょう。