SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成20年11月)

「観の目強く見の目弱く」

佐藤 正史
観の目強く見の目弱く、遠くのものを近くに見、近くのものを遠くに見る。
宮本武蔵の書いた五輪の書の一説です。
人は意識して何かを見ると、見たものにとらわれてしまいがちであり、その他の大切なものを見逃してしまいがちであるということです。
大切なものを見逃さない為には常に視野を広くし、アンテナを張っておくことが大切です。
観の目とは物事の本質を見極める為の目であり、その習得には絶え間ない努力が必要です。
その努力を怠れば見の目、つまり物事の表面しか見えていないという状況に陥ってしまします。
宮本武蔵は五輪の書の中で「目に見ることを見と言い」「心に見ることを観という」といっています。
剣の道を極めた宮本武蔵の言葉は、現代にも通ずるものがあると思います。
「成功とは自分自身に満足すること」

江原 智恵子
成功とは一般的に言うと経済的な成功であったり、名誉であったり色々あると思いますが最終的には自分自身に満足することではないでしょうか?
経済的に成功したとしても、自分自身が満足していなければ真の成功とは言えないと思います。
つまり成功とはまわりが決めることではなく、最終的には自分が納得し満足できたかどうかで決まるのだと思います。
自分自身が満足するということは言い換えれば精一杯やりきったということだと思います。
精一杯やりきることができれば、結果はどうあれ満足感を得られるはずです。
精一杯やりきるということは仕事に関して言えば手を抜かないこともその一つだと思います。
自分自身で成功を実感できるように何事も精一杯やりきる努力をしていきたいと思います。
「結果から逆算して判断、行動する」

柴崎 誠
よりよい判断をするためには、自分がとった行動の結果どのようなことが起きるかを考えることが必要ではないでしょうか。
しかし、結果を考えて行動するということは、トラブルを避けるために初めから自分の本心を曲げて妥協するということではありません。
考え抜いた末に、正しい選択のためには人が反対する方法をあえて取らなくてはならないということがあるかもしれません。
その場合、自分の選択が最善な方法であると信じ、あえて障害が起こるかもしれないというリスクを選んだということになります。
つまり結果を考えて行動するというのは、行動の難易度をあらかじめ予想することでもあります。
結果について明確な予想ができた時には、たとえ失敗したとしても心の準備ができているということになるのではないかと思います。
「百の言葉より一の行動」

丹下 優子
幕末期のお話。あるえらいお坊さんが将軍からの誘いに、何度も「行きません」と拒み続けましたが、いっこうにあきらめる気配はなく、使いの人が毎日のようにやってきました。
お坊さんはこれでは埒があかないと、ある奇行にうって出ました。
お坊さんはその日もやってきた使者に対して、無言で『あっかんべー』をしたのです。
すると、使者はびっくりしましたが、決意の固さを知り、きっぱりとあきらめたのだそうです。
百回言う、もしくは百の言葉を使うよりも、何か一つの行動が現状を打開したり、物事を劇的に変えることがあるように思います。
思うようにならないと感じることがあれば、言葉を使うのではなく、挨拶・贈り物・掃除などなど、何か行動でしめしてみるのもよいのではないでしょうか?
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