SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成20年7月)
- 「慣れてからが勝負」
土肥 宏行- 北京オリンピックの日本代表に選ばれた卓球の福原愛選手。
彼女は卓球の本場中国のスーパーリーグに参加していたのですが、初めは思うようにいかず連敗続きでした。
それでも彼女は挫けずいつも最後の一人になるまで練習を続けていました。
彼女の考えでは、「新しい環境、厳しい環境に身を置いて変化に対応しようと頑張っている時は、自分が成長できる時で、逆に環境に慣れてしまうと、成長がとまり、あとは落ちるだけ」なのだそうです。
「慣れる」ということは誰にでもあることですが、そんな時こそ新たなチャレンジで「慣れない」状態にするのも大切なのではないでしょうか。
- 「変革には、「きっかけ」と「継続」が必要」
佐藤 字弘- 企業でも、個人でも「変革」するには「きっかけ」と「継続」がポイントなのだそうです。
例えば、挨拶がない会社でも、誰かが挨拶を始め(きっかけ)そして、前向きに続ける(継続)ことで会社全体が挨拶をするようになるのだそうです。
逆に、「変革」しようと始めたが、すぐに止めてしまうと変革のパワーがマイナスに働き、以前より悪い状態になってしまうのだそうです。
また、これを何度も繰り返していると「どうせまた今回も…」という変革を始めてから諦めてしまう悪い風土が職場に作られてしまうのだそうです。
「変革」しようということであれば、「きっかけ」と前向きに「継続」することが大事なようです。
- 「失敗とは、成果を得られなかったときのトコではなく、挑戦するのをやめたときのこと」
吉田 昇平- 皆さんは何かをやっていてうまくいかなかったときに、すぐ「失敗した」と思ったりしていないでしょうか。
本当の失敗とはうまくいかなかったことではありません。
うまくいかないでそれを諦めてしまうことなのです。
1000回、10000回とうまくいかなくても、最後に成功すればそれは成功の一部なのです。
うまくいかないときも諦めてしまうのではなくてもう一度挑戦する強い意志を持つこと、何としてもその目的、目標を達成するんだという気持ちを持つことが「失敗しない」ことなのではないでしょうか。
- 「想像力のスイッチを入れよう」
柴崎 誠- 創造的にものを考えるとは、単に新しいアイデアを生み出すだけでなく、ありふれたことを別の視点で、見つめ直すことでもあるということなので、今までの考え方を自問してみる良い機会でもあります。
計画や方針を改めて検討するときは、「なぜこれに決めたのだろう」そして、「決めたときの理由は今でも生きているのだろうか」と考え、その答えがノーならば、それは新しいものに変えられるということになります。
このように創造力のスイッチをONの状態にしておくことによって、物事をひとつの考え方にとらわれることなく、自由な発想で考えてみることができ、視野が広がるのではないでしょうか。