SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年1月)
- 「自分の前に出てくる問題で解決できないものはない」
土肥 宏行- 神様は意地悪ではないので、その人に解決できない問題を与えないそうです。
だから仕事でも何でも、「私にとって無理だな」と思ったりするようなことも、ちょっとした努力と工夫で解けるものばかりなのです。
考えてみると「空を飛べ」などといった突飛なものはないはずです。
その人にしかできない問題でその人を成長させる問題が出題されるそうです。
目の前に少し高い階段が現れて、1段登ると新しい階段が出てきてまた登る。
また現れて、登る。その繰り返しで人は成長していくのです。
では解けない問題はないが解きたくない、嫌な問題はどうすればいいのでしょうか?
それは嫌なことこそ楽しんでしまえばいいのです。
ゲームに置き換えて、ボス(問題)を倒す(解決する)と次のステージに進める(成長できる)。
また次のボスと戦う。
成長するという繰り返しです。
目の前の問題は自分に解決できないはずはないし、楽しいものと思う事ができれば自分の可能性は広がるはずです。
- 「すべては自分で決めている」
関根 克未- 同じ環境で同じように両親に愛情を注がれた双子が、一人は成功者に、一人はアル中になってしまいました。
その理由を尋ねると、その二人ともが「父親がアル中だったから」と答えました。
これはどういうことでしょう。
私たちはどの様な環境に生まれついたとしても、今ある自分の人生は、自らが選んで歩んできたものだということです。
どんなに一生懸命にやっていても成功しないこともありますが、それにチャレンジしようと自ら選んだのは自分なのです。
どこの学校に行こうか、どの会社に就職しようかと悩んだ経験が一度はあると思いますが、もし人に薦められたものであったとしても、そこに「行く」と決めたのは自分だということです。
いまの自分の人生が成功しているのかそうでないかは別にして、今ここにいる責任は自分にあるのです。
- 「頼まれごとは、試されごと」
関根 威- 人から物事を頼まれたとき、引き受けた本人に本来責任はないと思う。
物ごとを頼むときには、頼む人が頭を下げるからです。
ですから、周りの人もその人に責任があるという理屈はおかしい。しかし、世の中そうは理論的にうまくいかないもので、一旦物ごとを引き受けた瞬間に、周りの人はその人に責任のようなものを課します。
この責任のようなものとは、その頼まれた人が世の中から「試される」ということです。
私たちは、人から頼まれごとをされたら、その人は自分を信頼して頼っている、世の中から自分は試されている、という気概で、世の中での自分の役割を果たす必要がありそうです。