SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和6年8月)

話せばわかりあえるものではない
土肥 宏行
土肥 宏行

理解できないことは説明してもらえばよい。
もめ事があれば話し合って解決すればよいと信じがちだが、そうでない場合が多い。

そもそも話せばわかりあるものでしょうか?

伝わらない場合は説明の仕方や表現を変えれば伝わるようになるのでしょうか?

否。違うことが多い。

私たちは相手の話した内容をそのままインプットしているわけではなく、常に受け取り手によって解釈されているものが残る。

「言われた」と「理解した」は別物で言われたけど、理解できないは起こりえること。
伝える側はそのことをわかっておいた方がよい。

グループLINE『パリ、団体金メダル獲得しました』
磯部 優子
磯部 優子

今年のパリ五輪で金メダルを取った男子体操日本代表の話を紹介したいと思います。

5人1チームで競う体操の団体総合で、日本代表は見事金メダルを獲得しました。
その選手たちですが、5人で使っていたライングループがあって、そのグループ名が『パリ、団体金メダル獲得しました』という名前だったんだそうです。

それは代表メンバーが確定した5月から使っていたラインで、五輪開催前にもかかわらず『金メダル獲得しました』というグループ名に驚きですが、チーム内で常に金メダルを意識させるために、その頃からその名前を使っていたんだそうです。

というのも、前回の東京五輪の時には、わずか0.103差で惜しくも銀メダルでした。
その時の悔しさもあり、選手たちは金メダルに対してこだわりを持っていました。

「常に金メダルを意識」して過ごしたおかげもあってか、今回のパリ大会では最後の種目で1位だったチームに逆転することができ、0.532差をつけて日本代表は金メダルに輝きました。

もちろん、選手たちの日々の努力あってこその金メダルですが、成し遂げたい目標を「〜した」という完了形の言葉で表してチーム全体で意識した事によって、金メダル獲得へ「あとひと押し」の力として作用したんじゃないかなと思います。

なにか、成し遂げたい事・叶えたい事があった時に「〜した」「〜できた」という形で、紙に書いてみたり、言葉にしてみてはいかがでしょうか。

変化をすること
堺 友樹
堺 友樹

東京パラリンピック車いすバドミントンで金メダルを獲得した里見選手という方がいます。

彼女は他の大会も含め50連勝以上している選手ですが、バックラインギリギリに羽を打つことが得意な選手です。
しかしある大会において中国の選手にその得意な戦法を完全に対策されてしまい、連勝記録がストップしてしまいました。

ここから彼女は自分の弱みを見つけられたということで、その部分を徹底的に鍛え上げるという変化をしました。

今ではその弱みも一つの強みとしてパリパラリンピックに出場することとなりました。

このような変化というものは周りから得ることがあり、我々の仕事においても同じです。

中小企業M&Aが盛んになっておりますが、100万円台のM&Aで脱サラして会社を買うなど以前とM&Aの環境も変わっています。

変化とは周りの環境の変化に対応することで、成し遂げる可能性が高くなるものと思いました。

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