SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和3年10月)
- 業績を伸ばした飲食店
中澤 正裕最初は思うように客足が伸びなかった飲食店の話です。
その打開策として直接お客様にお店の悪いところを聞くようにしたそうです。直接聞くことが良いことなのか、良くないことなのかということは置いといて、客観的な意見によって変化をもたらしたかったのでしょう。
「我々の顧問料(商品)をあと3万円上げるにはどうしたらいいですか?」と直接聞いてみるのも良いかもしれません。間接的に商品への不満や、担当者への不満、ニーズが漏れるのではないでしょうか。お客様の本心を聞く機会になるかもしれません。
- 周りの良い点を探そう
丹下 優子タレントのアンミカさんは、人や物の良い所を探すことが得意だそうです。あるテレビ番組で「その白いおしぼりを褒めてみて」と言われ、間髪入れずに「白には200色あんねん!このおしぼりの白は日本人の顔色を一番キレイに見せる白で・・・」と、淀みなく良い所を話していました。
褒められて嫌な気がする人はいないでしょうし、周りの素晴らしい所をみつける習慣がつくことは、何より自分が気持ちのよい日々を過ごせることにも繋がるのではないでしょうか。
- 商品知識とは
工藤 正悟日本のある実業家は、商品知識とは「相手が何を求めているか知ることが商品知識である」と言っています。この言葉は非常に大切だなと思い発表させていただきます。
東京にある古田土会計が主催しているKODATO杯という、試算表を読み解く力と伝える力を競う大会の問題を見ました。とても難しい問題を扱っていて、自分ならどう答えるか悩むレベルでした。
我々の仕事の成果物が試算表・決算書とするならば、それを伝えることは「商品の説明」となります。
顧問先の社長がアドバイスを求めているとするならば、商品知識とは商品(試算表)から社長が求めているものを読み解くことであります。
顧客の求めている事を聴き、商品を適切に活用する、両方揃って初めて商品知識となるそうです。
どちらのレベルも高めていかなければなりません。
- 「人」の成長について
尾﨑 清真フィギュアスケーターの羽生選手はインタビューで「努力は嘘をつく」と言っています。
「人」は、生まれた時は他の動物と同じで本能のみで生きています。
さらにそこから学び続け、多くの経験を得ることで「立派な人間」として成長することが出来そうです。
様々なことを学び、経験することで「人間」として成長することができます。
今日の自分を明日の自分が超えていけるように日々学び、多くを経験することを忘れず、5年、10年先も今の気持ちを持ち続けることが大切であると思います。