SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成18年4月)
- 「仕事の処理について」
関根 克未- われわれ人間の生活は、仕事から仕事へ、仕事の連続です。
一般に優れた人ほど仕事が多く、またその種類も複雑です。
というのも、何をすべきか捨てるべきか?何が先で何が後か?(優先順位)を決定し、実行に移さなければならないからです。
一見平凡に見える仕事の処理も、なすべき仕事を着々とよどみなく流れるように処理していく、当面の仕事にまず「とにかく手をつける」新しい仕事が来てもまずは80点の出来でよしとする。
人間の知恵は、自ら気づき解決したこと、克服したことのみが、自己の形を形成していきます。
- 「資格の有無にかかわらずプロであることを強く意識しよう」
関根 威- 経営者は税務会計という領域のプロに依頼しています。
ですから、私たちに「税務会計のプロ中のプロ」であるとの強い認識がなければ経営者からは相手にもされないことを肝に銘じておく必要があります。
私たちの職業でいうプロとは、経営者に媚びることなく、相手の顔色をうかがうことなく、事業発展を見据えた最善の策を自信をもって伝えていくことです。
これが私たちが関与先経営者から信頼を得ることができる唯一の姿勢です。
- 「自分を元気づける言葉を持とう」
丹下 優子- 俳優の大村昆は"オロナミンC"のCMのオファーが来た際、大病を患っていたため何度も辞退をしたのだが、結局熱意に押されて引き受けた。
結果、大村さんはこの仕事を受けてよかったと感謝することになる。どういうことかというと、オロナミンCの、あの誰もがってるフレーズ『元気ハツラツ!・・・』を何度も叫ぶうち、大村さん自身が元気になることができたからだ。
人間は耳から入ってくる言葉・考え方にとても影響をうける。
松下幸之助は「困ることが起こっても、心までも困ってはいけない」といっている。
問題も起これば辛いこともあるが、それを聞けば元気が出る、というような言葉を持ち、心までも疲れきってしまわないよう元気に過ごそう!
- 「情熱が組織を動かすエネルギーになる」
土肥 宏行- 情熱は「行動するエネルギー」「人を動かすエネルギー」「自分の夢に人を巻き込むエネルギー」。
あるホテルのオーナーに初めて会った時、彼は手をギュッと握り「このホテルをいずれ世界一の評価をうけるホテルにする」と熱く伝えた。
それから3年後再会した時、彼は「世界一のサービスを提供するホテルにすることが私の夢だ」と手をギュッと握り続け再び熱く語った。
このオーナーの情熱に魅せられて、「一緒に働きたい」と思い、人が集まってくるのだという。
誰でもいい、誰かが強いエネルギーを発すると、それが次々に飛び火して組織全体が熱くなっていく。
情熱とは伝染するもので、1人の情熱がきっと組織全体をより良いものとする力になると思う。