先輩社員の声(平成29年4月入社・資産税担当・新卒入社の若手社員)

経歴

2017年 新卒入社 相続専門チームへ配属

現在の仕事内容と心がけていることを教えてください。

現在は資産グループに所属して、主に個人の相続税申告業務に従事しております。
税金計算は勿論ですが、税金に縛られずにお客様が眼前にしないアドバイスを明示することを我々の使命として取り組んでいます。
ご相談にいらした際に、「相続税はなるべく払いたくない、なるべく母に財産を相続してほしい。」というニーズがある方に対しても、お話の中で、二次相続のことや不動産の管理・今後の売却のことも視野に入れるべきだと考えれば、過去の事例などの情報を織り交ぜながら、相続税の試算・二次相続の試算・検討ポイントを相続人様と打ち合わせを入念に行います。「我が家の為にありがとう。」と感謝された時は、この仕事をやっていてよかった、役に立つことができたと実感することができます。学生時代の私であれば、「目の前の人の未来をより良いものにしよう。」という考えを持つことはできていないでしょう。法律通りに税金の計算をして、リスクをお伝えするだけなら、どこの税理士事務所でも可能なことです。事務所に蓄積された過去の例や、お客様の状況を熟慮したアドバイスをすることに注力していることが我々の強みだと思います。ロボットにはできない人間味溢れる対応を心がけて今後も取組んでいきたいと思います。

会社内の雰囲気はどう感じていますか。

「やってみないと分からない」という考えが浸透していると思います。
「とりあえずやってみろ」という放置の意味を含んでいるものではなく、「まずはチャレンジしよう」というプラスの意味での「とりあえずやってみよう」だと捉えています。一度は丁寧に指導を受け、自分なりに考えて効率を上げていく。取り組んでいく過程での発見もあるよね。という雰囲気が新入社員の頃は非常に助かりました。
右も左も分からない状況で、がむしゃらに取り組むことが大事という考えも世の中的にはあるかと思います。確かに、時にはそれが大事という場面も出てくるかもしれません。しかし、「最初はできなくて当然、取り組んでみて自分の肌で感じてみないと分からない」という雰囲気があると、巨大なプレッシャーを感じることなく仕事を進めることが出来ました。「できないことをやれ」ではなく、「できるように考えて行動しよう」という雰囲気が事務所全体にあると感じています。業界未経験の方でも、学ぶ姿勢さえ持っていれば継続できる環境だと思います。

研修・教育について教えてください。

研修は、社会人としての基礎となる心構えや挨拶、名刺交換などを学ぶ新人研修と、約半年間にわたり週1度、税法(法人税・所得税・消費税・相続税)についての研修、事務所の方針・方向性について学ぶ理事長研修があります。
入社からの約半年間で、他事務所の新人職員と研修を行い、自分の実力の現在地を確認することができたり、理事長の考え方、求められている人材像を理解していきます。働くうえで方向性のミスマッチを解消する、職業会計人として長く活躍するための非常に重要な期間だと考えています。
又、研修だけでは補えない部分はあるので、最低限研修内に学んだことは吸収し、自分の得意とする分野については、実務を行いながら磨き上げていく必要があると思います。最初のうちは全く自分で判断することができず、仕事のスピードも上がりません。先輩職員に素直に質問をして、一度聞いたことは忘れないようにする。その姿勢を持ち続けて、どんどんと自分のキャパシティーを大きくしていくことが大切だと思います。

仕事のやりがい・厳しさを聞かせてください。

報酬をいただいて専門家として仕事をする上でミスはあってはならないことです。
お客様に損をさせてはいけない、1円のミスも許されないという点では、緊張感をもって取り組んでいます。
学生時代は、自分基準で物事を考えて楽な方へと行動し、損をするとしても自分だけという状況でしたが、社会人になると自分だけでなく、家族・会社・お客様、関係する全ての人のことを考えていく必要があります。その点において、社会人と学生には大きな差があると思います。自分以外の人の期待や責任がある中で、期待に応えるか、期待を超えるか。そこがやりがいに繋がるのではないかと思います。

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