SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和7年11月)

顧客のど真ん中を知る
工藤 正悟
工藤 正悟

現代日本の階級構造

早稲田大学の橋本健二教授が発表した論文

  1. 資本家階級(4.1%)
    大部分が小零細企業の経営者、資産総額は4,863万円。
  2. 新中間階級(20.6%)
    公務員と上場企業管理職、家計資産の平均額は2353万円。
  3. 旧中間階級(12.9%)
    自営業、家計資産は2917万円。
  4. 正規労働者(35.1%)
    資産総額は1428万円。
  5. アンダークラス(14.9%)
    資産総額は1119 万円。
相続税の申告という観点で見ると、申告が必要な人は①~③なので、この階層の人に届く広告をすればよい。

顧客のど真ん中を知ることで、誰に商品を届けるのか具体的にイメージできる。

やっておけばよかったをなくす
江原 智恵子
江原 智恵子

人はやったことを後悔するより、やらなかったことを後悔する方が強いそうです。後になってやっておけばよかったと思うならば、思った時にやっておくことが大事です。やらなかったことの方がずっと後悔するわけですから、やったことは無駄でも損でもなく、むしろ経験として残るので、やった方がよいと思います。

忙しい時などは特に後回しにしてしまいがちですが、一日一日平等に齢をとっていて、限りある人生ですから、思った時にやらないと後悔します。

全く後悔のない人生なんてないと思いますが、なるべく後悔を少なくするためには思った時に行動するくせをつけておくと良いと思います。

一心(イッシン)になる
土肥 宏行
土肥 宏行

禅についての住職さんの言葉です。

禅とは心についた嬉しい、悲しい、苦しいといった気持をほどく方法を教えてくれるものだそうです。
よく座禅を組むと無心になれるのかと言われるが、無心=なにも考えないではなく「一心になる」ということです。一心とは今やっていることに対して集中し、心も体も完全に1つになっている状態。他の言葉だと「初心に還る」になるのかと思います。

仕事などで「さあやるぞ」と思った心には雑念がありません。
「人からうまくよく見られたい」とか、「なぜこんなことをしなければならない」といった後から付くものが雑念です。
雑念のない「素直な心」が初心です。

寺の修行では、徹底的に叱られるのだそうです。
自分というものを否定し、「自分が」という心の固まりをほどくことでぶれない心を養うことができるということです。

人は外の世界を見ているようで、実は自分自身を見ている。
中澤 正裕
中澤 正裕

相手の言動に対して、「優しい人だな」「なんだか話しづらいな」と、さまざまな印象を持ちます。その印象の一部は相手そのものではなく、自分の心が映し出されているといいます。心に余裕がないときほど、相手の少しの言葉が強く聞こえ、逆に気持ちが落ち着いていると、同じ言葉でも自然と前向きに受け止めます。

相手の態度が気になるとき、それは相手の性格ではなく、自分の疲れや焦り、または先入観が影響している場合もあります。そんなときに、「この感じ方は本当に相手のせいなのか?それとも自分の心の状態なのか?」と一度立ち止まりましょう。

「良いものへの気づきもまた自分自身を映している」という考え方があります。誰かの丁寧な仕事ぶりに感心するのは、自分の中にも丁寧さを大切にしたい思いがあるからですし、誰かの気配りや優しい言葉に心が動くのは、自分自身もそうありたいと願っているからです。この人のここがすごいと感じる瞬間は、自分にもその素質が種として存在している証拠です。人と接する中で、「これは自分のどんな部分が映っているんだろう?」と少し意識してみると、新しい気づきが得られるかもしれません。

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