SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和7年10月)
- 価格は誰が決めるのか?

堺 友樹モノの価格は、例えばお寿司屋だと『時価』とかあったり、あるチェーン居酒屋のように全商品均一価格だったりしますが、お客が価格を決めるモノもあります。
静岡駅前の百貨店にある水族館は、土日は料金が設定されていますが、平日はお客が最後に料金を決めて支払いをします。
これをポストプライシングというそうです。
それでは誰も払わないだろうと私は思っていたのですが、1,500円を払う人もいてびっくりしました。自社での商品に対して、お客がいくら出すだろうと考えてみるのも良いかもしれません。
- ハラスメントについて

中澤 正裕最近では、ニュースや職場でも「また新しい○○ハラが出てきた」と話題になります。
パワハラ、セクハラに加えて、マタハラ、スメハラ、エイジハラ…。企業としては「どこまで配慮すればいいのか」「これもアウト?」と、線引きに悩むことも多いと思います。
では、なぜこんなにも“ハラスメント”が注目されるようになったのか。それは、誰もが自分の感じ方を持ち、それが尊重されるべきだという価値観に変わってきているから。
“ハラスメント対策”というと、とても堅苦しく聞こえるかもしれません。
でも本質は、「誰もが安心して働ける場所を作る」という、すごく当たり前で、人間的なことです。
- 賢者は何者からも学び、愚者は何者からも学ばない

丹下 優子古典より。ある位の高い人物が、位の低い人の行いにも注目し、善いことであれば素直に取り入れた、という話から。
著名な人や世の中で凄いと言われている人の話は受け入れても、自分がそうでないと感じている人の話は頭から否定する、という現象は、日常でも少なくないように思う。
「賢者は何者からも学び、愚者は何者からも学ばない」
誰が言ったことでもどんな状況でも、善い事であることに変わりがなければ、誰のためにでもなく、素直に受け入れられる姿勢を持ち合わせていたいと思う。
- 思い込みが現実を変える

中瀬 拓哉界No.1コーチと呼ばれているアンソニー・ロビンズ氏の言葉で、「人を動かすのは現実ではなく、その人の“思い込み”である」というものがあります。
仕事の中で、「これは難しい」「時間がない」「自分には向いていない」と感じることがあるかもしれませんが、それは本当に“現実”ではなく、自分の中の“思い込み”がそう感じさせていることが多いようです。
ロビンズ氏のセミナーでは、「火の上を裸足で歩く」という体験があります。
ほとんどの人が「無理だ」と思いますが、「できる」と信じて一歩踏み出した人は、本当に火傷せずに歩き切るそうです。これをする目的は火を歩くことではなく、限界を決めているのは“自分の思い込み”だと気付いてもらうためです。
仕事でも、「お客様は聞いてくれない」「うちの業界では難しい」と思った瞬間、行動が止まります。でも「もしかしたらできる」「一度試してみよう」と考えれば、可能性は一気に広がると思います。



