SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和7年9月)

「譲る」ことが無条件な善ではない。
丹下 優子
丹下 優子

側道から交通量の多い道路に進入したい車がある時、優先道路を通行している車は、前を譲ってあげることはよくあることだ。しかし何台も何度も譲るなど、その度を越してしまうと、本来の円滑な交通の流れを妨げてしまうことになる。

日常や仕事においても、もちろん「譲る」という行為は善い行いであるが、自己満足や保身になっていないか、常に自分の役割や全体への影響を考慮することを忘れないようにしたい。

「善き言葉」と「行い」は歴史に残る
中瀬 拓哉
中瀬 拓哉

先日、豊洲で開催されていたラムセス大王展というものに行ってきました。

エジプト史上「最も偉大な王」と呼ばれているエジプトのファラオがラムセス2世という人物だそうです。彼は戦士であり偉大な建築家でもあったそうです。

その時代の古代の知恵の書には「善き言葉は永遠に残る」と記されています。

また、「人は富ではなく、行いによって評価される」という教えもあります。現代は成果や数字で評価されがちですが、結局のところ、人の記憶に残るのはその人の行動や周りへの影響力だと思います。僕も日々の仕事や人との関わりの中で、小さな 「善き言葉」や「行い」を積み重ねていくことで、関わった人の心に残る何かを作ることにつなげて行きたいと思いました。

改善と改革と時間の使い方
工藤 正悟
工藤 正悟

改善とは、日々の仕事の小さなことを少しずつ良くしていく活動であり、改革とはビジネスのコアな部分を変えることである。

効果の面で見ると、改善はモチベーションに繋がるが、本質に関わる改善以外は継続しないと言われている。また、本質に関わる改善も大きな効果は発揮しない。一方、改革は大きな効果を発揮するが道筋が見えづらく、時間と手間がかかる。

改善にたくさん時間を使っても効果が少ないので、改善は良さそうであればサクッと決めて動く。

改革はそもそも時間がかかる、じっくり考えて行うべき。

今、自分が何に時間をかけているか考えて動いたほうが良い
時間をかけてるから良いのではなく、良いことに時間をかけるべきである。

ネガティブ思考はエネルギーになる
江原 智恵子
江原 智恵子

自分の目標を紙に書けと言われてもなかなか思い浮かばないときは、ネガティブな側面から考えてみるとよいそうです。

自分の人生において絶対に欲しくないもの、起こって欲しくないことなどネガティブなことを全て書き出してみると、自分の奥にある真の目標が発見できるかもしれません。

欲しくないものがはっきりすれば、後はそれと反対の事をすればいい訳ですから目標をもちやすくなると思います。

商品を絞る
土肥 宏行
土肥 宏行

山形県にある加茂水族館。
イルカもペンギンもいないメインの展示生物はクラゲといった尖った水族館です。

この水族館、もともと特徴がのなさから年々来館者数が減り続け、存続の危機に陥っていました。そんな時たまたま珊瑚の水槽から湧いて出たクラゲにお客さんが盛り上がっていることをヒントにメインの展示生物をクラゲに絞り、これが見事に当たったようです。

ただ展示生物を絞ったからといって楽になったわけではない。
クラゲの平均寿命は4ヶ月で、水質維持と固体の入替えはとても大変で、大手水族館は真似ができない。

加茂水族館は商品を絞り、大変なことに正面から向かい合い磨き続けたことにより、それが尖った個性となって受け入れられているという話でした。

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