SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和7年6月)

潜在意識をプラスにする
江原 智恵子
江原 智恵子

人の心には自分で意識できている顕在意識と意識できていない潜在意識があり、潜在意識は人の心の90%以上を占めています。

潜在意識の特徴は、「潜在意識にインプットしたものが自分の人生に実現してくる」ということです。潜在意識は善悪の判断ができないので、良いものを入れればよい人生になるし、悪いものを入れれば悪い人生になってしまいます。

自分が思っていることが潜在意識にインプットされて自分の人生として実現するのであれば、潜在意識にプラスのイメージを増やして、実現したい事を強く思ったり、口に出して言ったり、行動することで自分の人生が良い方向に変わっていくのではないかと思います。

「希少性」という魔法
土肥 宏行
土肥 宏行

ある大学の講義の話です満腹の大学生にカレーを売るとしたら何と言って売りますか?というテーマでした。

ランチも終わってお腹がすいていない大学生の前にカレーを差し出して「食べたい人」と聞きます。誰も手をあげません。
そこで講師の方が言います。
「ある情報をあなた達に伝えることによって、きっとこのカレーを食べたくなりますよ」と言います。
学生たちはとても気になります。
そこにカレーを作ったという鈴木さんという女性がゲストとして出てきます。
講師は「この方は鈴木一郎のお母さんです。そしてこのカレーはイチローが毎日食べているカレーです」そのあと改めて「このカレーを食べたい人」と聞くと皆手をあげたという話です。

女性が出てくる前と後ではカレーは全く変わっていません。でもそのカレーが欲しくなったのは人が本能的に手に入らないものを欲しがるという心理が働いたのです。

どこにでも手に入るものは欲しくない。いつ手に入るかわからないからこそ希少なものになって欲しくなる。

既存の考え方を捨てる
堺 友樹
堺 友樹

あるテレビ番組で、コンクリートのコーティングを行う会社が紹介されていました。

従来の色付きコーティングではなくスケルトン工法という手法を用い、コンクリートのひび割れ等を見える化する方法を用い、橋梁やトンネルのコンクリートにコーティングする会社です。

きっかけは、顧客から3年前にコーティングしたコンクリートが破損しているので直してほしいと連絡があり、その時、これは普通のことではないのではないかと考えたそうです。

このように、今の現状起きていることを普通ではないと感じることが大切なのではないかと感じます。

仕事においてもそうです。

今までのやり方が定着すると、それが一番良い方法だと感じます。しかし、外から見たら、その方法は普通ではないかもしれません。

今一度、既存の考え方を捨て、新たなより良い方法を模索してみるのも良いと思います。

雨晴れて傘忘れる
中澤 正裕
中澤 正裕

雨が降っていたときには大切にしていた傘も、天気が晴れたとたんにその存在を忘れてしまう――そんな人間の油断しやすさ、忘れやすさを表した言葉です。

人間は「危機」や「困難」に直面しているときは、注意深く、慎重になります。ところが、一度その問題が解決すると、気がゆるみ、自然と意識が薄れていきます。トラブル直後にはチェック体制を強化したり、報連相を徹底したりと、対策をとります。何事も起こらないと、「もう大丈夫だろう」と判断して、以前の状態に戻ってしまいます。脳科学的にも、「危機を忘れるようにできている」そうです。不安やストレスを感じ続けると脳が疲弊するため、時間がたつと自然と記憶が薄れていく、脳の防衛反応なんだそうです。

「うまくいっている今こそ気を引き締める」、「何も起きていないときにこそ備える」仕事の質を保つ上で欠かせない姿勢です。

毎日の点検、確認作業、地道なことほど、「慣れ」が入ると省略したくなるものです。あえて意識を向け、「晴れていても傘を持ち歩く」ような心構えを持ちたいですね。

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