未来社長塾2008 儲かる会社をつくるために経営計画書で社長が決断し、実行を社員に任せる
経営コンサルタント一倉定先生の「一倉定の経営心得」を片手に、全3回にわたって開催した若手経営者向「せきね式未来社長塾2008」が、H2008/9/9をもって終了しました。未来社長塾では、社長の「思い」を経営計画書に明文化して、立派な業績をつくりあげることを主眼におき、特に次の4つにこだわりました。
- ①社長の姿勢
- 中小企業の99%は社長次第で決まる。だから、いい会社とか悪い会社というのは、いい社長か悪い社長で決まる。社員の姿勢を要求する前に、まず社長の未来に対する姿勢(決定すること)が社長の最も重要な仕事。
- ②儲かること
- 会社の利益責任は、何がどうあろうと社長が全責任を負う。どんなに社会的に有用性があっても儲かっていなければお金も借りられない。従業員に満足な給料も払えない。会社の信用とは、まず儲かっていること。
儲かるためには、①自社の商品やサービスを「相手の側から見た機能」で定義し、付加価値を高め、②従業員一人当たりの生産性目標を1,000万以上とする。 - ③外部に対する効果
- 会社は外部に対する効果があるから存在する。戦いは外の世界で行われている。だから、社長は意識の90%以上を外部に向ける必要がある。会社の内部にはコストしかない。会社の内部管理も組織づくりも常に外部に対する効果を最大にするために行うもの。 2代目社長は特に、この点に注意が必要。
- ④人間の本質(情)
- 「天下のこと万変と雖(いえど)も、我これに応じる所以は、喜怒哀楽の四者を出ず。これ全ての学の要にして、政もすべからくその中にあり(王陽明)」の言葉どおり、人間の情は理屈でははかれない。どんなに素晴らしい制度をつくっても、会社の風土や文化、土壌が優先する。だから、社長は制度をつくる前に、風土(働くことの意味や価値を共有するなど)を全社的にしっかりシェアする必要がある。
受講者の声
- ~未来社長塾「4つのこだわり」について~
- 漠然と会社を運営するということの意義を考えていた自分にとって、その内容、意味が明確になったと思います。①社長が率先して行動する②会社継続、あらゆる活動の源③顧客第一④「人」を知ってはじめて、社外、社内関係が作れる。以上のことを基本にして考えることで方向が見えてくると思えました。

- ~経営計画書の必要性について~
- 経営計画書は社員に対して、どうこうしろというものではなく、経営者のビジョンを示すものだとわかりました。
この差は大きいですね。

- ~未来社長塾で一番心に残ったことは?~
- 全てが社長の責任であり、社長次第で良くも悪くもなる。儲からないとお客様へ満足なサービスもできず、社内不和になる。何の為に会社はあるのか、誰の為の事業なのか、4つのこだわりが全てだと思う。

- ~全3回を通した感想~
- 今回、2回目の参加をさせていただき、4つのこだわりがさらに理解できました。未来社長塾に参加することで自分自身原点に戻れることが一番の収穫です。これからこの学びを経営に活かし社員さんが「この会社で働いて本当によかった」と思っていただける会社にしていきます。本当にありがとうございました。
全3回(番外編:個別相談)の内容は下記の通りです。
| 第1講 |
社長の正しい姿勢 社長の見るべき数字・手の打ち方 経営計画書の作成手順① |
・社長の役割は決定すること、社員の役割は実行すること ・大変革時代に中小企業経営者がなすべきこと ・経営計画書で必ず語るべき3つの事項とは何か ・利益計画書の作成 ~自社の儲かる利益構造を知る~ |
|---|---|---|
| 第2講 |
自社の売りものを磨き直す 経営計画書の作成手順② 財務分析① |
・消費不況(需要>供給)時代に堂々と生きぬく戦略 ・売上げを飛躍的に伸ばす方法 ・超情報化時代における顧客への提案方法 ・貸借対照表分析 ~長期的な自己資本目標を持つ~ |
| 第3講 |
財務分析② まとめ&経営計画発表会 |
・キャッシュフロー経営、資金計画作成 ・財務分析まとめ ~数字を読む目を鍛える~ ・経営計画発表会の開催手順(企画~開催までの流れ) ・経営計画事例発表 |
| 番外編 | 個別相談会(1H) |
・簡易財務診断 ・経営計画書作成支援 |
時間:各回PM1:30~PM7:00
| 第1講 | 第2講 | 第3講 |
|---|---|---|
| 7月 | 8月 | 9月 |
| 8日(火) | 6日(水) | 9日(火) |
受講された社長、後継者の皆さま


